8ヶ月目は、検索クリックが468から297に減った。36.5%減で、前月の-4.1%とは桁が違う。
不思議なのは平均掲載順位のほうだ。9.23から9.08へ、むしろわずかに上がっている。順位は変わらないのに、表示される回数だけが12,624から7,197へ減った。
数字を日別に並べると、落ち始めた時期ははっきりしている。9月18日の週からだ。8ヶ月目(2026年9月14日〜10月13日)の数字をそのまま出す。
- 8ヶ月目は検索クリック297件で前月比-36.5%。表示回数は12,624→7,197と43%減ったが、平均掲載順位は9.23→9.08でほぼ横ばいだった。落ち始めたのは9月18日の週で、それ以前の1日平均15.6クリックが、以降は8.5クリックになった。主力のGenspark Plusレビューは表示が4,094→2,012と半減。新記事は3本で、初動のクリックは0。AdSenseは既存46記事の型を崩してから10月4日に申請したが、執筆時点(10月16日)で否認の結果が出ている。
クリック-36.5%|順位は動かず、表示だけが減った
前月までと同じく、毎月14日から翌月13日までで区切る。7ヶ月目が8/14〜9/13、8ヶ月目が9/14〜10/13。
| 指標 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 変化 |
|---|---|---|---|
| GA4 ユーザー数 | 738 | 496 | -32.8% |
| GA4 PV | 1,050 | 775 | -26.2% |
| Search Console クリック | 468 | 297 | -36.5% |
| Search Console 表示回数 | 12,624 | 7,197 | -43.0% |
| Search Console CTR | 3.71% | 4.13% | +0.42pt |
| Search Console 平均掲載順位 | 9.23 | 9.08 | ほぼ横ばい |
7ヶ月目の列は今回あらためて取り直した。Search Consoleの数字は7ヶ月目の記事に書いた値と一致していて、1ヶ月経っても動かなかった。GA4の流入経路の内訳は少し動いている(後述)。比較に使う数字は今回すべて取り直したものに揃えた。
7ヶ月目と逆の崩れ方をしている
7ヶ月目は「表示される回数は変わらないまま、表示される位置だけが下がった」と書いた。表示12,497→12,624、順位7.89→9.23。
8ヶ月目は逆だ。位置は9.23→9.08でほぼ変わらず、表示される回数のほうが半分近くまで減った。CTRは3.71%から4.13%へ上がっている。1回表示されたときに踏まれる率は、むしろ良くなっている。
順位が落ちたのならリライトで取り戻す話になる。今回はそうではなく、検索結果に出る機会そのものが減っている。
9月18日の週から1日あたり半分
日別のデータを、変化が出た9月18日の前後で分けるとこうなる。
| 期間 | 1日平均クリック | 1日平均表示回数 |
|---|---|---|
| 8/14〜9/17(35日) | 15.6 | 403 |
| 9/18〜10/13(26日) | 8.5 | 220 |

段差は一度で起きていて、その後は戻っていない。表示された検索語の種類も、7ヶ月目の606種類から8ヶ月目は408種類に減った。
なお、ページ別の数字は目次の自動リンク(#toc3のような行)を除いて集計している。Search Consoleはこの行を別ページとして返し、そのクリックはほぼ常に0になる。この行を混ぜたまま「CTRが低い記事」を抽出して誤判定していた件は、GSCの「CTR 0%」が目次リンクだった話に書いた。
GA4も同じ方向に落ちた
流入経路で分解する。
| 流入経路 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 |
|---|---|---|
| Organic Search | 787 | 509 |
| Direct | 134 | 92 |
| Organic Social | 14 | 25 |
| AI Assistant | 20 | 10 |
| Unassigned | 6 | 2 |
※セッション数。GA4のデフォルトチャネルグループ
7ヶ月目の記事ではOrganic Searchを770、Directを131と書いたが、今回取り直すと787・134だった。GA4も後から少し動く。
7ヶ月目は「Search Consoleのクリックは減ったのにGA4の検索セッションは増えた」というねじれがあった。8ヶ月目は両方そろって3割以上減っていて、今回はねじれていない。
増えたのはOrganic Socialだけで、14→25。AI Assistant経由は先月初めて20まで動いたが、10に戻った。
Genspark記事の表示が半分になった
記事別のクリックと平均掲載順位を並べる。
| 記事 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 順位の変化 |
|---|---|---|---|
| Genspark Plusレビュー | 124 | 62 | 10.48 → 10.06 |
| AI 5時間制限の対処法 | 72 | 57 | 6.25 → 6.40 |
| Claude Code×GAS自動化 | 56 | 32 | 6.36 → 5.95 |
| Genspark無料版の限界 | 5 | 24 | 6.01 → 7.19 |
| AIアイキャッチ生成比較 | 22 | 20 | 7.62 → 8.25 |
| Make副業自動化入門 | 24 | 19 | 7.54 → 7.42 |
| Make→X代替ガイド | 15 | 19 | 6.82 → 6.15 |
| PartnerStack審査100件 | 12 | 9 | 8.90 → 8.10 |
| LLMコードレビュー比較 | 16 | 1 | 9.58 → 12.98 |
順位は上がったのにクリックは半分
ずっと全体を支えてきたGenspark Plusのレビュー記事は、124→62クリックとちょうど半分になった。順位は10.48→10.06で、わずかに上がっている。
減ったのは表示回数で、4,094→2,012。これも半分だ。検索語で見ると「genspark 解約」の表示が191→67、「genspark plus」が324→222に減っていた。
この記事は3ヶ月連続で下がったことになる。ただし前月は順位が8.30→10.48と落ちていたのに対し、今月は順位を保ったまま表示が減った。下がり方の中身が変わっている。Gensparkという語を検索する人そのものが減ったのか、検索結果の見え方が変わったのかは、Search Consoleの数字だけでは区別できない。
前月「表示されても踏まれない」と書いた1本が伸びた
7ヶ月目の記事で、8/27公開のGenspark無料版の限界を検証した記事について「表示122回・CTR4.1%。表示されても踏まれてはいない」と書いた。
8ヶ月目は5→24クリック。表示も133→405回と3倍になった。サイト全体の表示が4割減った月に、この記事だけ表示が増えている。公開から1ヶ月半でようやく検索結果に出始めた、という伸び方だ。
5時間制限の記事は踏まれ続けている
先月27→72クリックに伸びた5時間制限に当たったときの対処法は、72→57クリック。減ってはいるが、全体の-36.5%に比べると-20.8%で済んでいる。順位も6.25→6.40でほぼ動いていない。
7ヶ月目に「困っている最中の人が検索する語に当たった記事は、順位が多少下がっても踏まれ続ける」と書いた。8ヶ月目、表示が全体で減る中でも落ち幅が小さかったのは、この記事だった。
新記事は3本・初動0クリック
8ヶ月目に公開した記事は3本。前月の6本から半分に減った。
| 公開日 | 記事 | クリック | 表示 |
|---|---|---|---|
| 9/21 | 副業ブログ7ヶ月目 | 0 | 1 |
| 10/4 | Claude Code Modsで課金ガード | 0 | 0 |
| 10/12 | GSCの「CTR 0%」は目次リンクだった | 0 | 0 |
3本とも初動のクリックは0。10月公開の2本は表示もまだ0回だ。
本数が減ったのは、この月の作業の大半を既存記事の手直しに使ったからだ。次の章のとおり、10月4日に既存46記事の構成を書き直している。新しく書くより、すでにある記事をどう見せるかに時間を使った月だった。
AdSense|46記事の型を崩して申請、執筆時点で否認
7ヶ月目の記事で「別サイトで記事の型そのものを崩す対策を入れて9月11日に申請している。その結果を見てから決める」と書いた。
その別サイトは10月4日に合格した。そこで同じ対策をこのブログにも入れた。
- 既存46記事の書き出しと結びを書き直した(全記事に共通していた冒頭の自己紹介文、冒頭の吹き出し、「まとめ」という見出しを外した)
- 記事の末尾に著者カードを表示するようにした
- プロフィールページに「記事の作り方」「広告・アフィリエイトについて」を書き足した
- ヘッダーにカテゴリのナビゲーションを付けた
これを入れた10月4日に申請した。結果は8ヶ月目の締め日より後に出たので、ここでは執筆時点(10月16日)の情報として書く。10月15日に否認された。理由はこれまでと同じ「有用性の低いコンテンツ」の定型文だ。
同じ対策で、片方は通って片方は落ちた
別サイトが合格したときに入っていた対策は、このブログにも同じものが入っている。それでも結果が分かれた。少なくとも、この4点を入れれば通るという話ではなかった。
2つのサイトの違いがどこにあるのかは、まだ特定できていない。次の再申請は10月21日から可能になるが、すぐには出さない。違いの候補を絞れるまで、打ち手を増やさないほうが、何が効いたかを後から読める。
一斉更新と表示の減少は関係あるのか
10月4日に46記事をまとめて更新したので、表示回数の減少はそのせいではないかと考えたくなる。ただ、日別の数字を見ると表示が落ち始めたのは9月18日の週で、更新より2週間以上前だ。少なくとも減少の始まりは一斉更新では説明できない。
一方で、10月9日以降の週は1日平均7.2クリックと、さらにもう一段低い。更新の影響がここに乗っているかどうかは、この1ヶ月分では切り分けられない。
承認成果は0件|発生67円は承認待ち
もしもアフィリエイトの実績を前月と並べる。
| 指標 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 |
|---|---|---|
| インプレッション | 642 | 101 |
| クリック | 162 | 46 |
| CTR | 25.2% | 45.5% |
| 発生成果 | 5件 | 1件 |
| 発生金額 | 263円 | 67円 |
| 承認成果 | 5件 | 0件 |
| 承認金額 | 263円 | 0円 |
発生したのはAmazonの商品購入1件67円だけで、承認はまだ付いていない。6ヶ月目・7ヶ月目の発生分は1ヶ月以上たってから承認されているので、この67円が確定するのは早くても9ヶ月目になる。累計収益は384円のまま動いていない。
インプレッションは642→101と大きく減った。クリックは46件で、内訳は楽天23件・Yahoo!ショッピング21件・Amazon2件。CTRは45.5%と前月から上がったが、分母の数え方が変わっているので前月とは比べられない。インプレッションが減ったのは、リンクの方式を変えたからだ。8月27日にAmazonのリンクをもしも経由からAmazonアソシエイトの直接リンクに切り替え、8月29日には記事内に置いていたもしもの「かんたんリンク」をすべてPochippの商品カードに置き換えた。今の記事にかんたんリンクは1つも残っていない。7ヶ月目(8月14日〜9月13日)は前半の約2週間が切り替え前で、8ヶ月目は期間まるごと切り替え後になる。もしも側の数字は、Amazon以外(楽天・Yahoo!ショッピング)の分だけが残った形だ。
切り替え先のAmazonアソシエイト(このサイト用のトラッキングID)は、この期間クリック0件・紹介料0円だった。Amazonへのクリックはもしもの表からは消え、こちらにも出てこなかったことになる。
出費18,998円|音声合成をGeminiに切り替えた
| 項目 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 用途 |
|---|---|---|---|
| Claude Max 5x | 18,379円 | 17,997円 | 記事執筆・コーディング |
| ElevenLabs | 1,092円 | 0円 | 動画用の音声合成(Gemini TTSに切り替え) |
| Google Cloud | 0円 | 88円 | 動画用の音声合成(Gemini TTS) |
| OpenAI | 0円 | 913円 | 動画字幕のタイミング取得(Whisper) |
| Xserver | 0円 | 0円 | 年額払い済み |
| 合計 | 19,471円 | 18,998円 | 前月比473円減 |
API課金の事故を防ぐ仕組みは、この月にもう1つ増やした。Claude Codeのセッションから課金が発生するスクリプトを実行しようとしたら、明示的に許可するまで止める仕組みで、作り方と実際に止まった例はClaude Code Modsで課金ガードを自作した記事に書いた。
累計出費は166,322円、累計収益は384円のまま。純損失は165,938円になった。
YouTubeは12本・期間内の視聴232回
動画は12本になった。8ヶ月目に公開したのは1本だけだ。
| 公開日 | 動画 | 視聴回数 |
|---|---|---|
| 9/27 | Genspark解約|2ヶ月で困ったのは画像生成だけでした | 14回 |
今回は締め日どおりの数字が取れた。YouTube Analyticsで9月14日〜10月13日を指定すると、チャンネル全体の視聴は232回、総再生時間は291分、登録者の増減は0人だった。
チャンネルの総視聴回数は556回(10月16日時点)。7ヶ月目の記事に書いた355回は9月20日時点の値なので、単純な差は取れない。最多は引き続き「Genspark月6,500円は詐欺?」で273回。2位も「Genspark無料版の限界」の98回で、ブログと同じくGensparkの語に需要が集中している。
チャンネル登録者数は1人のまま。音声合成をElevenLabsからGemini TTSに切り替えて、動画側の費用は月88円まで下がった。字幕のタイミング取得に使うWhisperの913円を足しても、前月のElevenLabs 1,092円より少ない。
よくある質問(FAQ)
- Q平均掲載順位が変わらないのに、検索クリックが大きく減ることはありますか?
- A
筆者のブログでは起きました。8ヶ月目は平均掲載順位が9.23→9.08とほぼ横ばいだったのに、検索クリックは468→297と36.5%減っています。減ったのは表示回数で、12,624→7,197でした。日別に見ると9月18日の週から1日平均の表示が403回から220回に下がり、表示された検索語の種類も606から408に減っています。順位の数字だけを見ていると、この種の減少は見落とします。
- QAdSenseに合格したサイトと同じ対策を入れれば、別のサイトも通りますか?
- A
筆者の場合は通りませんでした。合格した別サイトと同じく、既存記事の書き出しと結びの書き直し(このブログでは46記事)、著者カードの表示、プロフィールページの追記、ヘッダーのナビゲーションを入れて10月4日に申請しましたが、10月15日に「有用性の低いコンテンツ」で否認されています。否認理由は定型文で、2つのサイトの結果を分けた違いはまだ特定できていません。
順位ではなく、出番が減った月だった
8ヶ月目の数字は、クリック-36.5%、表示-43.0%、平均掲載順位はほぼ横ばい。検索結果での位置はそのままで、検索結果に出る回数が9月18日の週から半分になった。
主力のGenspark Plusレビューは順位を保ったまま表示が半減し、クリックも半分になった。一方で、困っている最中の人が検索する狭い語を扱った記事は落ち幅が小さく、公開から1ヶ月半の記事は表示を3倍に伸ばしている。
AdSenseは、合格した別サイトと同じ対策を入れても否認だった。何が結果を分けたのかが分からないまま申請を重ねても、次の結果からも何も読めない。9ヶ月目は、表示が減った理由と、2つのサイトの違いを切り分けるところから始める。


