副業ブログを始めて6ヶ月が経った。前回は「ユーザー約1.9倍・クリック約2倍」と書いた。今回はその勢いが止まった話になる。
ただ、前月ゼロに戻っていた成果発生の欄に、3件・99円が入った。単月では過去最高だ。しかもまだ承認前という条件つきで。
SE歴20年の筆者が平日の朝と夜のすきま時間で運営しているこのブログ、6ヶ月目(2026年7月14日〜8月13日)の数字をそのまま出す。
- 6ヶ月目は検索クリック468件で前月比+2.6%、平均掲載順位は7.53→7.86とわずかに悪化。GA4ユーザー数だけ+20.7%と伸びた。主力のGenspark記事が落ち始め、Claude Code×GAS記事が伸びて主力交代が始まっている。アフィリエイトは発生成果3件99円で単月最高(承認前)。AdSenseは5回目の申請が回数上限で送信できなかった。開始時に決めた半年の撤退ラインに到達したが、継続する。
数字は止まった|検索クリック+2.6%、順位はむしろ悪化
前回まで4週間ごとに区切って数字を追ってきた。5ヶ月目が6/14〜7/13、6ヶ月目が7/14〜8/13。同じ区切りで並べる。
| 指標 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | 変化 |
|---|---|---|---|
| GA4 ユーザー数 | 619 | 747 | +20.7% |
| GA4 PV | 765 | 994 | +30.0% |
| Search Console クリック | 456 | 468 | +2.6% |
| Search Console 表示回数 | 11,575 | 12,015 | +3.8% |
| Search Console 平均掲載順位 | 7.53 | 7.86 | 悪化 |

4ヶ月目から5ヶ月目はクリックが223→456と倍増した。それが456→468で止まった。表示回数も+3.8%とほぼ横ばいで、平均掲載順位は7.53から7.86へ下がっている。
先に断っておくと、5ヶ月目の記事では「クリック439・表示11,105・順位7.5」と書いた。今回同じ期間を取り直すと456・11,575・7.53になる。Search Consoleはデータが後から確定するので、直近の数字を早く読むとこの程度は動く。比較に使う数字は今回すべて取り直したものに揃えた。

順位が下がったのに表示回数が増えている。つまり「下の方でたくさん出ている」状態です。伸びしろがあるとも言えるし、上位を取れていないとも言える。
ユーザー数だけ伸びたのはなぜか
検索が横ばいなのにGA4のユーザー数が+20.7%。この差分がどこから来たのかを流入経路で分解した。
| 流入経路 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 |
|---|---|---|
| Organic Search | 659 | 722 |
| Direct | 96 | 174 |
| AI Assistant | 11 | 11 |
| Organic Social | 4 | 8 |
※セッション数。GA4のデフォルトチャネルグループ
検索経由のセッションは+9.6%で、Search Consoleの横ばいと整合する。増えたのはDirect(直接流入)で96→174とほぼ倍だ。
正直に書くと、この増加の中身は特定できていない。GA4はAIアシスタント経由の流入を別チャネルとして持っていて、そちらは11セッションのまま動いていない。Directの着地ページを見てもGenspark記事22・Claude Code×GAS記事20・トップページ17と分散していて、特定の記事に流れ込んだ形跡もない。参照元が付かない流入が増えた、という事実だけが残っている。
主力が入れ替わり始めた|Genspark記事の陰り
伸びが止まった中身を記事別に見ると、もっと大事な変化が起きていた。

| 記事 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | 平均掲載順位の変化 |
|---|---|---|---|
| Genspark Plusレビュー | 155 | 128 | 7.71 → 8.27 |
| Claude Code×GAS自動化 | 56 | 72 | 7.16 → 5.75 |
| AIアイキャッチ生成比較 | 12 | 33 | — |
| NotebookLM活用7選 | 46 | 25 | — |
| Make→X代替ガイド | 42 | 27 | — |
ずっと全体を支えてきたGenspark Plusレビューが、クリック155→128・順位7.71→8.27で初めて明確に落ちた。このブログの数字はここ数ヶ月ずっとこの1本に乗っていたので、これが下がると全体が止まる。実際に止まった。
代わりに伸びたのがClaude CodeとGASでWorkspace業務を自動化した記事だ。クリック56→72、平均掲載順位は7.16→5.75まで上がった。5ヶ月目の記事で「新顔をもっと育てる必要がある」と書いたが、その1本が実際に育っている。
もう1本、AI画像生成ツールでアイキャッチを作り比べた記事も12→33と3倍近く伸びた。派手ではないが、依存を薄める方向には効いている。
新記事2本の初動が正反対だった
6ヶ月目に公開した記事は2本。同じ月に出したのに初動がまったく違った。
| 記事 | 公開日 | クリック | 表示 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5時間制限の対処法 | 8/3 | 23 | 134 | 17.2% | 4.66 |
| Genspark解約の記録 | 8/2 | 3 | 133 | 2.3% | 8.02 |
表示回数はほぼ同じ133と134。それでクリックが23と3に割れた。差は順位とCTRだ。5時間制限に当たったときの止め方と再開手順は公開10日で平均4.66位に入り、CTR17.2%を出している。困っている最中の人が検索する語だから、上位に出ればそのまま踏まれる。
一方のGensparkを解約してClaudeに移った記録は8位前後で止まった。「解約」で調べる人は公式の解約手順を探していて、個人の移行記に用がない。表示はされてもクリックされない。
同じ労力をかけても、検索する人の状態が違うだけで結果が10倍近く変わる。6ヶ月目で一番実感が強かったのはこれだ。
発生成果3件99円|単月では過去最高
ここが今月唯一の明るい数字だ。もしもアフィリエイトの実績を並べる。
| 指標 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 |
|---|---|---|
| インプレッション | 449 | 894 |
| クリック | 19 | 115 |
| CTR | 4.2% | 12.9% |
| 発生成果 | 0件 | 3件 |
| 発生金額 | 0円 | 99円 |
| 承認済み金額 | 0円 | 0円 |
クリックが19件から115件へ6倍になり、発生成果が3件・99円。単月の成果件数・金額としてはどちらも過去最高だ。
経緯を正確に書いておく。初収益が出たのは4ヶ月目で、Amazonアソシエイト経由の22円だった。ところが5ヶ月目は発生ゼロに戻っている。今回は1件ではなく3件が同時に出た点が前回と違う。
ぬか喜びしないように補足もしておく。発生成果は承認前の数字で、キャンセルされれば消える。承認済みは0円のままなので、累計収益は4ヶ月目の22円から動いていない。

99円です。缶コーヒー1本分にもならない。それでも前月は1件も成約していないので、3件同時に出たことのほうが金額より意味がある。
CTRが4.2%→12.9%に上がった理由は、正直なところ特定できていない。この期間は既存記事の修正を大量にやっているので、その副作用という可能性はあるが、どの修正が効いたと言える材料はない。1ヶ月分の数字なので、来月も同水準で出たら本物と見る。
AdSense|5回目は申請ボタンが押せなかった
前回、4回目の否認(7月11日・理由は「有用性の低いコンテンツ」)まで書いた。6ヶ月目はその対策に時間を使った。
まず全44記事を1本ずつ見直して、否認理由になりそうな箇所を洗い出した。出てきたのは4つだ。
- 問題1全記事が同じ型で書かれていた
リード・見出し構成・FAQ・まとめの並びがどの記事もほぼ同じ。読み比べると量産物に見える。
- 問題2実画像ゼロの記事が44本中20本
文章とテーブルだけで完結していて、筆者が実際に触った証拠が本文に無い記事が半数近くあった。
- 問題330記事を1ヶ月に一斉公開していた
2026年5月に集中して公開しており、公開日の分布そのものが不自然だった。
- 問題42ページ目のnoindex欠けとcanonical二重出力
アーカイブのnoindex設定が/page/2/以降に効いておらず、canonicalタグが二重に出ていた。
対策として、記事ごとに構成を変え、実データのチャートや一次情報のスクリーンショットを本文に入れ、FAQとまとめをその記事にしか書けない内容に書き換えた。技術面ではアーカイブ系ページのnoindex適用範囲を直し、canonicalの二重出力を止めた。空のカテゴリーページも消した。
そして8月11日、5回目の申請をしようとしたら、AdSenseの管理画面に「審査のリクエスト回数が上限に達した」と出た。申請そのものができない。次に押せるのは8月17日以降になる。
落ちたわけではなく、送れなかった。対策の効果はまだ1回も判定されていない状態で6ヶ月目が終わった。7ヶ月目の記事で結果を書く。
投稿は3本|書くより直す月だった
6ヶ月目に公開した記事は、5ヶ月目のレポート・Genspark解約・5時間制限の3本だけだった。実質は新規2本になる。
新しく書く代わりに、既存記事の修正に時間を使った。前述のAdSense対策で、44本のうち相当数に手を入れている。画像を入れ、FAQを書き直し、テンプレの型崩しをする作業は、新しく1本書くのと同じくらい時間がかかる。
数字の面では、この判断が正しかったかはまだ分からない。既存記事の直しは順位に反映されるまで時間がかかるし、AdSenseの判定も止まったままだ。少なくとも「新規記事が2本しか出なかったから伸びが止まった」という説明は、順位が全体的に下がっている以上、それだけでは足りない。
なお運営の裏側では、記事を書くAI側の環境も試している。Windowsで複数のClaude Codeセッションを並行させた実測はその一部で、こういう時間の使い方が投稿ペースに跳ね返っている面もある。
YouTubeは8本・総視聴69回
5ヶ月目の記事では「チャンネル全体で53回」と書いた。6ヶ月目の終わりに数え直すと、公開されている動画は8本・総視聴69回。増えたのは16回だ。
直近の1本は8月10日に出したClaude Code×GAS自動化記事の動画版で、視聴回数は5回。ブログ側への流入はGA4のOrganic Videoチャネルで2セッションだった。
5ヶ月目に「費用対効果はまだ見えていない」と書いたが、6ヶ月目も見えていない。音声合成のコストが月1,100円程度と小さいので続けてはいるが、これを主力にする話ではなくなってきた。
出費と収支|累計127,853円、収益22円
出費を前月と並べる。
| 項目 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | 用途 |
|---|---|---|---|
| Claude Max 5x | 18,584円 | 18,379円 | 記事執筆・コーディング |
| ElevenLabs | 1,109円 | 1,124円 | 動画用の音声合成 |
| Google Cloud | 0円 | 686円 | パイプライン内のGemini呼び出し |
| Xserver | 0円 | 0円 | 年額払い済み |
| 合計 | 19,693円 | 20,189円 | 前月比496円増 |
増えたのはGoogle Cloudの686円だ。5ヶ月目の記事で訂正したとおり、無料トライアルのクレジットが7月9日に切れていて、そこから素直に課金が発生している。月数百円規模という見立ては当たっていた。
累計出費は127,853円、累計収益は22円のまま。純損失は127,831円になった。6ヶ月かけて、まだ1回の外食代も回収できていない。
撤退ラインの半年に到達した|続ける
4ヶ月目の記事で「撤退ラインを『半年』と最初に決めている」と書いた。その半年が今月だ。
数字だけ見れば、判断は簡単に見える。累計出費127,853円に対して累計収益22円、純損失127,831円。半年やって回収率は0.02%に満たない。開始時に決めたルールに従うなら、ここで畳む選択肢が出てくる。
それでも続ける。理由は3つある。
1つ目、主力の入れ替わりが数字に出たこと。半年ずっとGenspark記事1本に乗っていた状態から、Claude Code×GAS記事が平均掲載順位5.75まで上がってきた。同じ「クリック横ばい」でも、1本依存のまま止まっているのと、2本目が育ちながら1本目が落ちているのとでは意味が違う。
2つ目、成果発生が単月最高になったこと。3件99円は金額として何でもないが、前月ゼロからの動きだ。
3つ目、AdSenseの対策がまだ1度も判定されていないこと。44記事の見直しを終えたのに、申請すら送れずに半年が終わった。効果がゼロなのか有効なのかが分からない状態で畳むのは、単に検証を放棄することになる。

半年で撤退、と自分で書いておいて延長するのは格好悪い。ただ「判定されていない施策を抱えたまま終わる」のはもっと納得がいかない。
撤退ラインを引き直す。次は「AdSenseの結果が出て、その対策が順位と収益にどう出るか」を見てから判断する。
よくある質問(FAQ)
- Q検索クリックが横ばいになったのはなぜですか?
- A
主力のGenspark Plusレビューが155→128クリック、平均掲載順位7.71→8.27と落ちたためです。このブログは1本の記事に流入が集中する構造で、その1本が下がると全体が止まります。代わりにClaude Code×GAS記事が56→72に伸びていますが、まだ落ち込みを埋めきれていません。
- QGA4のユーザー数だけ+20.7%伸びたのはなぜですか?
- A
Direct(直接流入)が96→174セッションと倍近く増えたためです。ただし中身は特定できていません。AIアシスタント経由は11セッションのまま横ばいで、Directの着地ページもGenspark記事22・Claude Code×GAS記事20・トップページ17と分散しており、単一の要因は見つかりませんでした。
- Qアフィリエイトの99円はいつ受け取れますか?
- A
まだ受け取れません。99円は「発生成果」の金額で、承認前の状態です。キャンセルされれば消えます。承認済み金額は0円のままなので、累計収益は4ヶ月目に発生した22円から動いていません。
- QAdSenseは6ヶ月目で何回申請しましたか?
- A
0回です。4回目の否認(7月11日)を受けて対策を進めましたが、8月11日に申請しようとしたところ「審査のリクエスト回数が上限に達した」と表示され、送信できませんでした。次に申請できるのは8月17日以降です。
- Q半年で撤退すると書いていましたが、続けるのですか?
- A
続けます。累計出費127,853円に対して累計収益22円という数字だけ見れば畳む判断もありますが、Claude Code×GAS記事が平均掲載順位5.75まで上がって主力交代が始まったこと、発生成果が単月最高になったこと、そしてAdSenseの対策がまだ一度も判定されていないことの3点から継続を選びました。次の判断はAdSense5回目の結果を見てからにします。
まとめ
6ヶ月目を一言でまとめると「伸びは止まった、代わりに主力が入れ替わり始めた」だ。
検索クリックは468件で+2.6%。順位は7.53→7.86に下がった。前回のような倍増は起きていない。ただ中身を見ると、ずっと全体を支えていたGenspark記事が155→128に落ち、Claude Code×GAS記事が56→72・順位5.75まで上がっている。1本依存から抜ける動きが数字に出たのは、伸びが止まったこと自体よりも大きい変化だと思っている。
アフィリエイトは発生成果3件99円。単月では過去最高で、前月のゼロからは動いた。ただし承認前なので、累計収益は4ヶ月目の22円のままだ。
AdSenseは5回目の申請すらできなかった。44記事を直し終えたのに、対策の判定は8月17日以降へ持ち越しになる。
そして今月は、開始時に決めた「半年」の撤退ラインでもあった。純損失127,831円を抱えたまま、続けると決めた。判定されていない施策を残して畳むほうが後味が悪い、というだけの理由だ。7ヶ月目の記録では、AdSenseの結果と、既存記事の修正が順位にどう出たかを書く。数字が良かった月も悪かった月も、5ヶ月目までの記録から順に全部公開してある。

